こが‐はるえ【古賀春江】
古賀春江
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古賀 春江(こが はるえ、1895年6月18日 - 1933年9月10日[1])は大正から昭和初期に活躍した日本の男性洋画家である。日本の初期のシュルレアリスムの代表的な画家として知られる。本名は亀雄(よしお)。後に僧籍に入り「古賀良昌(りょうしょう)」と改名した。「春江」は通称である。
- ^ 同タイトル、同じ構図の水彩画と油彩画が存在する。
- ^ 1927年制作の同名油彩(三重県立美術館蔵)が別に存在する。
- ^ 「煙火」が川端康成の所有になった経緯は、川端のエッセイ「續月下の門」に書かれている。 川端が動坂の古賀の家に遊びに行ったときに、絵をあげるよというので、「蝸牛のいる風景」「動物」「黄色いレンズ」 などの中から気に入った一枚として「煙火」(「續月下の門」の中では「花火」と書かれている)をもらっていった [24]。
- ^ 講談社版日本近代絵画全集9、p.71では1930年(昭和5年)頃から、と書かれている。
- ^ 講談社版日本近代絵画全集9「萬鉄五郎・小出楢重・古賀春江」(講談社、1963年)の年譜では、1930年(昭和5年)に二科の会友に推された、と書かれている。
- ^ 講談社版日本近代絵画全集9「萬鉄五郎・小出楢重・古賀春江」では「超現実派私観」と書かれている。
- ^ ほぼ同じ内容を繰り返しているだけだが、最晩年の古賀についていくつもの文章(「末期の眼」「作家との旅」「續月下の門」「死の前後」などのエッセイ、角川版日本近代絵画全集などに寄稿した小文)を書いている。
- ^ 「詩の家」昭和28年11月号特集「古賀春江」に寄せた小文
- ^ 講談社版日本近代絵画全集9「萬鉄五郎・小出楢重・古賀春江」講談社、1963年、p.71では慶大病院と書かれている。
- ^ 模写したデッサンは石橋財団が所蔵している。
- ^ 『朝日年鑑 昭和10年』朝日新聞社、1934年9月、p.652
- ^ a b c d e f g h i j k 「古賀春江 創作の原点 作品と資料でさぐる」石橋財団ブリヂストン美術館・石橋美術館、2001年、p.58.
- ^ 講談社版日本近代絵画全集9「萬鉄五郎・小出楢重・古賀春江」講談社、1963年、pp.63. 71.
- ^ 中野嘉一著「古賀春江 芸術と病理」パトグラフィ双書11、金剛出版、1977、pp.43, 45.
- ^ 中野「古賀春江」pp.104-105.
- ^ 中野「古賀春江」p.46.
- ^ 「古賀春江 創作の原点」p.61, 注1
- ^ a b c d e f g h i 講談社版日本近代絵画全集9, p.63.
- ^ 中野「古賀春江」p.55.
- ^ 中野「古賀春江」p.56.
- ^ a b c 中野「古賀春江」p.57.
- ^ a b c d e f 中野「古賀春江」p.60.
- ^ a b 中野「古賀春江」p.58.
- ^ a b c d e f g h i j k l 講談社版日本近代絵画全集9、p.71.
- ^ a b 中野「古賀春江」p.61.
- ^ 講談社版日本近代絵画全集9, pp.64, 71.
- ^ a b 中野「古賀春江」p.62.
- ^ 中野「古賀春江」p.62.
- ^ a b c d e f g 「古賀春江 創作の原点」p.59.
- ^ a b 中野「古賀春江」p.64.
- ^ a b c 講談社版日本近代絵画全集9、p.64.
- ^ a b c 中野「古賀春江」p.77.
- ^ a b c d e f g 「古賀春江 創作の原点」、p.60.
- ^ 川端康成全集第27巻、新潮社、1982、p.499.
- ^ 中野「古賀春江」pp.84-85.
- ^ a b c 中野「古賀春江」p.85.
- ^ 中野嘉一「古賀春江」p.114.
- ^ a b c 中野「古賀春江」p.86.
- ^ 中野「古賀春江」p.88.
- ^ 中野「古賀春江」pp.87-88.
- ^ 中野嘉一「古賀春江」pp.238-240.
- ^ a b 中野嘉一「古賀春江」p.240.
- ^ 中野「古賀春江」p.90.
- ^ a b 中野嘉一「古賀春江」pp.90-91
- ^ 中野嘉一「古賀春江」p.94.
- ^ a b 中野「古賀春江」p.96.
- ^ 中野「古賀春江」pp.94-96,
- ^ 中野「古賀春江」p.95.
- ^ 中野「古賀春江」p.98.
- ^ 講談社版日本近代絵画全集9「萬鉄五郎・小出楢重・古賀春江」p.59.
- ^ 川端康成「末期の眼」川端康成全集第27巻(新潮社、1982年)所収
- ^ 中野嘉一「古賀春江」p.104.
- ^ a b 中野「古賀春江」p.17.
- ^ a b c d 中野「古賀春江」p.92.
- ^ 「古賀春江 創作の原点」p.61.
- ^ 「詩の家」昭和28年11月号特集「古賀春江」」
- ^ 中野「古賀春江」p.103.
- ^ 中野「古賀春江」p.35.
- ^ a b 「古賀春江 創作の原点」石橋財団ブリヂストン美術館・石橋美術館、p.23.
- ^ a b c 「古賀春江 創作の原点」石橋財団ブリヂストン美術館・石橋美術館、p.24.
- ^ 速水豊著「シュルレアリスム絵画と日本 イメージの受容と創造」日本放送出版協会、2009年、ISBN 978-4-14-091135-8、p.55.
- ^ 速水「シュルレアリスム絵画と日本」p.56.
- ^ 速水「シュルレアリスム絵画と日本」p.58.
- ^ 速水「シュルレアリスム絵画と日本」pp.59, 300.
- ^ 速水「シュルレアリスム絵画と日本」p.61.
- ^ 速水「シュルレアリスム絵画と日本」Ⅴ福沢一郎―シュルレアリスムの衝撃と葛藤、pp.141-211.
- ^ 速水「シュルレアリスム絵画と日本」pp.63-64.
- ^ 速水「シュルレアリスム絵画と日本」pp.64-65.
- ^ 速水「シュルレアリスム絵画と日本」p.66.
- ^ 速水「シュルレアリスム絵画と日本」p.74
- ^ 速水「シュルレアリスム絵画と日本」pp.80-81.
- ^ 速水「シュルレアリスム絵画と日本」p.82.
- ^ 速水「シュルレアリスム絵画と日本」pp.82-83.
- ^ 速水「シュルレアリスム絵画と日本」pp.92-94.
- ^ 速水「シュルレアリスム絵画と日本」pp.91-92.
- ^ 速水「シュルレアリスム絵画と日本」p.94.
- ^ 速水「シュルレアリスム絵画と日本」pp.101-102.
- ^ 速水「シュルレアリスム絵画と日本」pp.102-104.
- ^ 速水「シュルレアリスム絵画と日本」pp.103-104.
- ^ 速水「シュルレアリスム絵画と日本」pp.116-117.
- ^ 速水「シュルレアリスム絵画と日本」p.117.
- ^ a b 速水「シュルレアリスム絵画と日本」p.118.
- ^ 速水「シュルレアリスム絵画と日本」p.119.
- ^ 速水「シュルレアリスム絵画と日本」pp.121-122.
- ^ 速水「シュルレアリスム絵画と日本」pp.123-125.
- ^ 速水「シュルレアリスム絵画と日本」pp.124-125.
- ^ 速水「シュルレアリスム絵画と日本」pp.122-123.
- ^ 速水「シュルレアリスム絵画と日本」p.126.
- ^ 「古賀春江 創作の原点」p.46.
- ^ a b 「古賀春江 創作の原点」p.48.
- ^ 速水「シュルレアリスム絵画と日本」p.107.
- ^ a b 速水「シュルレアリスム絵画と日本」pp.107-108.
- ^ 速水「シュルレアリスム絵画と日本」p.109.
- ^ 速水「シュルレアリスム絵画と日本」pp.108-111.
- ^ a b 速水「シュルレアリスム絵画と日本」p.90.
- ^ 速水「シュルレアリスム絵画と日本」p.132.
- ^ a b 速水「シュルレアリスム絵画と日本」p.137.
- ^ 速水「シュルレアリスム絵画と日本」pp.137-138.
- ^ a b 中野「古賀春江」pp.171-176.
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