こぎ‐がく【古義学】
古義学
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/01/31 14:11 UTC 版)
古義学(堀川学派)とは、江戸時代の儒学の流派の一つである。古義学は、江戸時代当時盛んであった朱子学や陽明学による解釈を離れ、儒教が生まれた古代中国の聖賢の原典(『論語』『孟子』など)にたちかえり、本来の思想を理解することを主張した古学派の一派であり、朱子学以前の古い意義を研究する学派である。門人は3000人といわれ、公家や諸侯、庶民など幅広い身分で飛騨、佐渡、壱岐の3州を除く国から集った。常陸国水戸藩の『大日本史』編纂関係者も多い。江戸中期の最盛期には全国儒者の過半数を占めていた言われている。資料批判や礼楽制度の歴史的研究は、後世に多大な影響を与えた。
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