叙位とは? わかりやすく解説

じょ‐い〔‐ヰ〕【叙位】

読み方:じょい

位階授けること。

平安時代以後正月5日ごろ、宮中五位上の位階授けた儀式臨時の叙位に対して例の叙位ともいう。


叙位

読み方:ジョイjoi

朝廷年中行事の一。毎年正月5日ごろに五位上の位階を進授すること。


叙位

読み方:ジョイjoi

正月五日、または六日宮中五位上の位階授けられ儀式

季節 新年

分類 人事


叙位

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/01/22 14:31 UTC 版)

叙位(じょい)とは、位階を授けること、およびその儀式授位(じゅい)ともいう。本項では前近代日本における叙位について解説する。


  1. ^ 弘仁式の太政官式では2月10日、式部式では1月3日となっているが、弘仁式は完成後に内容が改訂されたことが知られており、式部式の内容は古い内容が残ってしまったと考えられている(吉川、1989年)
  2. ^ 河添房江『光源氏が愛した王朝ブランド品』角川書店〈角川選書〉、2008年、204-206頁。 
  3. ^ 繁田信一『天皇たちの孤独: 玉座から見た王朝時代』角川書店〈角川選書〉、2006年、164-165頁。 
  4. ^ 関裕二 『寺社が語る秦氏の正体』 祥伝社新書 2018年 ISBN 978-4-396-11553-1 p.38.
  5. ^ ファン・ハイ・リン「前近代ベトナムにおける象の国家的管理と象貿易」『専修大学社会知性開発研究センター古代東ユーラシア研究センター年報』第4巻、専修大学社会知性開発研究センター、2018年、51頁、doi:10.34360/00008286 
  6. ^ 姫路市立城郭研究室ニュース「城踏」No.101” (pdf). 姫路市立城郭研究室. 2021年10月25日閲覧。
  7. ^ 山崎晴雄 久保純子 『日本列島100万年史 大地に刻まれた壮大な物語』 講談社 2017年 ISBN 978-4-06-502000-5 p.169.
  8. ^ 権藤芳一『能楽手帳』1979年、p.60.
  9. ^ 貝塚茂樹『中国の歴史 下』岩波新書、1970年、p.52.『増補改訂版 日本史に出てくる官職と位階のことがわかる本』p.54.
  10. ^ 『日本史に出てくる官職と位階のことがわかる本』p.54.
  11. ^ 『日本史に出てくる官職と位階のことがわかる本』p.54.



叙位

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/15 07:44 UTC 版)

三井家」の記事における「叙位」の解説

高利二男である高富を祖とする三井伊皿子家の第6代当主三井高生は、1911年正五位から位2級被進。1914年正四位から従三位に被進。息子三井高寛三井元之助)、三井高信三越得右衛門)、三井高泰三井守之助)。

※この「叙位」の解説は、「三井家」の解説の一部です。
「叙位」を含む「三井家」の記事については、「三井家」の概要を参照ください。

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