厚朴

デジタル大辞泉

こう‐ぼく【厚朴】

読み方：こうぼく

ホオノキの樹皮。漢方で、腹痛・下痢・嘔吐(おうと)などに薬用する。

ほお〔ほほ〕【^▽朴／厚^＝朴】

読み方：ほお

ホオノキの別名。《季 花＝夏 実＝秋》「壺にして深山の—の花ひらく／秋桜子」

ほお‐の‐き〔ほほ‐〕【^▽朴の木／厚^＝朴】

読み方：ほおのき

モクレン科の落葉高木。日本特産。山林中に自生し、高さ約20メートル。葉は大形の倒卵形で、枝先に集まってつく。5、6月ごろ、黄白色の大形の花を開き、強い芳香を放つ。花びらはさじ状で6〜9枚ある。材は軟らかく、家具や下駄に利用。葉は食べ物を包むのに用いられた。ほお。ほおがしわ。

ほお‐がしわ〔ほほがしは〕【^▽朴^×柏／厚^＝朴】

読み方：ほおがしわ

ホオノキの古名。

「我が背子が捧(ささ)げて持てる—あたかも似るか青き蓋(きぬがさ)」〈万・四二〇四〉

難読語辞典

厚朴

読み方：ホオ（ｈｏｏ）

モクレン科の落葉高木

正倉院宝物

厚朴 (こうぼく)

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二束

●分類： 香薬　 ●倉番： 北倉 84　 ●寸法： 2束　重1700　 ●説明： 種々薬帳に見える薬物。現代の真正の厚朴はモクレン科の植物の樹皮であるが、本品の原植物は不明。

小口

●分類： 香薬　 ●倉番： 北倉 84　 ●寸法： 2束　重1700　 ●説明： 種々薬帳に見える薬物。現代の真正の厚朴はモクレン科の植物の樹皮であるが、本品の原植物は不明。

植物名辞典

厚朴

読み方：アツホオ（ａｔｓｕｈｏｏ），　ホオノキ（ｈｏｏｎｏｋｉ）

ホオノキの別称。
モクレン科の落葉高木、園芸植物、薬用植物

学名 Magnolia obovata

厚朴

読み方：ホオガシワ（ｈｏｏｇａｓｈｉｗａ），　ホオガシワノキ（ｈｏｏｇａｓｈｉｗａｎｏｋｉ）

朴の別称

JMnedict

厚朴

姓	読み方
厚朴	ほうのき
厚朴	ほのき

ウィキペディア

厚朴

出典: フリー百科事典『ウィキペディア（Wikipedia）』 (2020/09/23 15:26 UTC 版)

厚朴（こうぼく）とは生薬の一種。この生薬は、モクレン科の植物のホオノキ（学名Magnolia obovata、シノニムM. hypoleuca）、またはシナホオノキ（学名M. officinalis）の樹皮のことである。

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「厚朴」の例文・使い方・用例・文例

• 厚朴という薬