印判状とは? わかりやすく解説

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印判状

読み方:インバンジョウ(inbanjou)

室町期花押かわりに印章押した文書


印判状

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/10/26 15:03 UTC 版)

印判状(いんぱんじょう)は、日本における古文書史料のうち、主に戦国時代以降の印判(印章)を用いた武家文書を指す。花押を用いる判物に代わり次第に流行した。印肉に用いられる色により、朱印状黒印状等と呼ばれる。押印があることにより文書の発給主体を表すとともに、その文書に権威や効力を持たせたり、内容の保証をするものである。


  1. ^ 海外渡航許可の朱印状を受けた交易船を朱印船という。
  2. ^ 江戸末期には朱印に限らず黒印でも御朱印と呼んだ。
  3. ^ 10万石以上の大名、摂関家大臣家従一位以上の公家に対してはなお判物が用いられた。
  4. ^ 黒印状の例としては、尾張藩元和6年(1620年)9月朔日に徳川義直藩士等の知行宛行いに、先に発行していた判物と引き換えに黒印状を一括給付している。


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