単射

デジタル大辞泉

たん‐しゃ【単射】

読み方：たんしゃ

数学で、集合Aから集合Bへの写像で、Aの異なる要素にはBの異なる要素が対応するもの。一対一の写像。

ウィキペディア

単射

出典: フリー百科事典『ウィキペディア（Wikipedia）』 (2024/02/28 20:50 UTC 版)

数学において、単射（たんしゃ、英: injection, injective mapping）とは、相異なる元の値が相異なる写像のことをいう。一対一写像（いったいいちしゃぞう、英: one-to-one mapping）ということもある（紛らわしいが、これは全単射を意味する一対一対応とは異なる）。

Wiktionary日本語版（日本語カテゴリ）

単射

出典:『Wiktionary』 (2021/11/24 21:53 UTC 版)

名詞

単射（たんしゃ）

1. (集合論) 始域の異なる要素が終域の同じ要素へと対応することがない写像。始域の別々の要素を指定すれば、必ず終域の別々の要素へと対応する写像。始域の集合を A とし、終域の集合を B とするとき、写像 f: A → B が単射であれば、A の任意の2つ要素 a₁, a₂ ∈ A に対して f(a₁) ≠ f(a₂) が満たされる。
2. 火器から一発ずつ発射すること。
   • リンクベルト給弾式の自動火器で単射および連射機能を有する。（陸上自衛隊第２師団「96式40mm自動てき弾銃」）^[1]

語源

• 語義1：単写像の略^[2]。

対義語

• 語義2：連射

関連語

• 語義1：全射、全単射

翻訳

語義1

• 英語:injection, injective mapping