十八大通

デジタル大辞泉

じゅうはち‐だいつう〔ジフハチ‐〕【十八大通】

読み方：じゅうはちだいつう

《「十八」は概数》安永・天明（1772〜1789）のころ、江戸の遊里などではでに振る舞い、通人をもって任じた町人。浅草蔵前の札差(ふださし)や市中の豪商などが多く、大口屋暁雨・大黒屋秀民・桂川周甫などがいる。

歴史民俗用語辞典

十八大通

読み方：ジュウハチダイツウ（ｊｕｕｈａｃｈｉｄａｉｔｓｕｕ）

一八世紀後半、江戸町人の中で特別優れた通人。

短編小説作品名辞典

十八大通

作者北川哲史

収載図書魔笛天誅人―北町裏奉行
出版社大和書房
刊行年月2007.9
シリーズ名だいわ文庫

古典文学作品名辞典

十八大通

読み方：ジュウハチダイツウ（ｊｕｕｈａｃｈｉｄａｉｔｓｕｕ）

分野 随筆

年代 江戸後期

作者 珉斎閑人(三升屋二三治)

ウィキペディア

十八大通

出典: フリー百科事典『ウィキペディア（Wikipedia）』 (2016/11/09 19:39 UTC 版)

十八大通（じゅうはちだいつう）は、江戸時代の代表的な通人と呼ばれた人々のこと。その多くは札差であった。ただし、「十八」という数は「八百万の神々」「江戸八百八町」などのように、多数という意味、または吉数に因んだものと思われ、人数にも諸説がある。