化猫遊女
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/08/15 02:43 UTC 版)
化猫遊女(ばけねこゆうじょ)は、江戸時代の日本の黄表紙、洒落本、咄本、歌舞伎などに登場して人気を博していたキャラクターの一つ。当時の品川宿で起きていた「化け猫の飯盛女がいる」という風説をもとに創作されたキャラクターであり、普段は遊廓に勤めている遊女が、深夜になると化け猫に姿を変えるというものである。
- ^ a b カバット 2001, p. 107
- ^ a b c d e f g h i j カバット 2006, pp. 138-146
- ^ a b カバット 2000, pp. 15-16
- ^ 金井三笑「花相撲源氏張胆」『新編稀書複製会叢書』第20巻、中村幸彦・日野竜夫編、臨川書店、1990年、7頁。ISBN 978-4-653-01964-0。
- ^ a b c 延広 1991, pp. 72-73
- ^ ネコの神秘性が妖怪と見なされたことについては化け猫#由来または『図説・日本未確認生物事典』(ISBN 978-4-7601-1299-9)を参照。
- ^ a b 原田 2008, p. 147
- ^ 野口武彦『大江戸曲者列伝 太平の巻』新潮社〈新潮新書〉、2006年、213-218頁。ISBN 978-4-10-610152-6。
- ^ 古山桂子他『播磨の民俗探訪』播磨学研究所編、神戸新聞総合出版センター、2005年、156頁。ISBN 978-4-343-00341-6。
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