動きをつくる
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2019/08/06 04:13 UTC 版)
一般的には、ただ一カ所に固定するのではなく、特に特定の場所に固定するのではなく、画像が目の周りを動くように促す方が見る人にとってより心地良いと考えられている。アーティストは、動きを画像に取り入れることによって、「静的」または「平ら」な感じのコンポジションの作成を避けようと努めることがよくある。画像Aでは、2つの山が同じ大きさで並んで配置されているため、非常に静的で面白みのない画像となっている。一方画像Bでは山の大きさが異なり、1つは地平線の近くに配置されているため、目が一方の山からもう一方の山に移動するように誘導され、より面白くて楽しい画像となっている。また、自然界ではオブジェクトはめったに同じサイズではなく、均等に配置されているので、より自然だと感じる。
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