加賀見(七瀬)珠希 - いとうあいこ、増山加弥乃(少女期)
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「愛讐のロメラ」の記事における「加賀見(七瀬)珠希 - いとうあいこ、増山加弥乃(少女期)」の解説
謙治と希和子の娘であるが謙治から認知されていない私生児。異母兄・悟の妻で彩の実母。生まれて間もなく両親は離婚。養父に引き取られ、再婚した千尋と連れ子の亮太と暮らすが、養父を交通事故で亡くし、家出した義母・千尋は自殺してしまう。それを知った謙治により珠希姉弟は英夫を院長の座から引き摺り下ろす手段として引き取られる。初恋の人・恭介に惹かれるが、恭介の父・英夫が母の自殺の原因であることを知り、愛と憎しみの間で苦悩する。その事で病院の屋上で英夫と言い争い、英夫を突き飛ばしてしまい、英夫は転落死する。傷害致死容疑で逮捕され少年院に送致される。少年院を出てからは謙治が後見人となり医学部へ進学して医師となるが、勤務先の病院で英夫殺しの噂が広まる度に職場を変える事を余儀なくされ、最後には賢治からの誘いにより加賀見病院で心臓外科医師として勤務。これを機に恭介や悟・亮太と再会し、彼らの恨みをぶつけられた果て亮太から「恨みの結婚」の申し出をされる。その言葉を「姉ちゃん助けて」という亮太のSOSと受け止め、亮太の苦しみを助けたいと結婚に応じたが亮太は婚姻届を出しておらず、13年ぶりに仲の良い姉弟に戻る。植物状態となった亮太を安楽死させ自分も自殺を図るが恭介に助けられる。亮太の遺書から殺人致死事件は冤罪である事を知り、怒りに震える。マスコミから安楽死事件を告発され恭介と共に海外逃亡しようとするが妊娠が発覚。復讐に生きる事を決意し、自分を暴行した悟と結婚し彩を出産。2008年、加賀見家も病院でも実権を握っているが常に復讐心がある。帰国した恭介と再会するが…。
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