劇場版 マクロスF
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『劇場版 マクロスF』(げきじょうばん マクロスフロンティア)は、サテライト、エイトビット[注 1]制作の日本のアニメーション映画。2008年放送のテレビアニメ『マクロスF』の劇場版2部作である。
注釈
- ^ 『イツワリノウタヒメ』のみ。
- ^ 脚本担当の吉野弘幸は、河森のことを「自分のやりたいことをやると、それが万人の見たいエンターテインメントになる人」「根っからのエンターテイナー」と評している(藤津亮太「INTERVIEW 吉野弘幸」『CONTINUE Vol.48』、太田出版、2009年、25頁)。
- ^ 『超時空要塞マクロス』と劇場版『超時空要塞マクロス 愛・おぼえていますか』、原作作品の『天空のエスカフローネ』と劇場版『エスカフローネ』、『創聖のアクエリオン』とOVA『創星のアクエリオン』など。
- ^ マクロスシリーズ#作品の解釈、または超時空要塞マクロス 愛・おぼえていますか#テレビ版と劇場版の違いを参照。
- ^ キャッチコピーと同様の台詞は『イツワリノウタヒメ』の特報(BD/DVD映像特典として収録)にもあるが、本編では用いられていない。小説版では上巻の終盤でシェリルとランカがキャッチコピーと同様の言葉を交わす[16]。
- ^ 本作より上位の作品は300スクリーン以上で公開している。
- ^ ランカ役の中島がスタッフの許可を得て明かしたところによると、『時の迷宮』の時代設定は『マクロスΔ』の時代(2067年から2068年)と同時期くらいであるという[33]。
- ^ オズマ・リー、ミハエル・ブラン、ルカ・アンジェローニ、クラン・クラン、松浦ナナセ。
- ^ 「メサイア(Messiah=救世主)」は、テレビ版放映中に『マクロスF』公式サイトからの一般公募により決定した名称。
- ^ 劇場映画のテレビ初放送局となることが多いWOWOWに先駆けている。
- ^ テレビシリーズのストーリーのみ再現されることがあらかじめアナウンスされていた。シナリオが再現されたのは『UX』から。
出典
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- ^ 「河森正治監督スペシャルインタビュー」『シェリル 〜キス・イン・ザ・ギャラクシー〜(1)』152頁。
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