劇場の復元
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フォーチュン座のマネージャーだったフィリップ・ヘンズロウが残し、ダリッジ・カレッジが保管してきた文書の中に、1599年のフォーチュン座の建築契約書が発見された。この契約書によりフォーチュン座の全体のサイズはわかるが、平面図や立面図は残っていない。 早稲田大学坪内博士記念演劇博物館 (1928年) - 英文学者坪内逍遥の古稀と、『シェークスピヤ全集』全40巻の完成を記念して、1928年(昭和3年)10月に東京都新宿区の早稲田大学構内にフォーチュン座を模して建立された。 アレン・エリザベス朝劇場 (The Allen Elizabethan Theatre) (1947年) - オレゴン・シェイクスピア・フェスティバル (英語版) のためにオレゴン州アシュランドに、リチャード・L・ヘイ (英語版) の設計により建設された。全体のサイズはフォーチュン座の建築契約に基づいているが、ステージの外観や配置は推測によるものである。 新フォーチュン座 (The New Fortune Theatre) (1964年) - 西オーストラリア大学に建てられたフォーチュン座のレプリカ。 グダニスク・シェイクスピア劇場 (Gdańsk Shakespeare Theatre) (英語版) (2014年) - ポーランドのグダニスクにある劇場。17世紀にフォーチュン座をモデルにして作られた、フェンシング・スクールと呼ばれる劇場の跡地に建てられた。フェンシング・スクールの完全な再現を目指すものではないが、17世紀の劇場の要素と新しい技術を組み合わせている。
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