創業者 ジュリアーナ・カメリーノとブランドの誕生
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「ロベルタ ディ カメリーノ」の記事における「創業者 ジュリアーナ・カメリーノとブランドの誕生」の解説
イタリア・ヴェネツィアでユダヤの裕福な家庭に生まれ、幸福な少女時代を過ごしたジュリアーナ・カメリーノは、第二次世界大戦中に家族と共にユダヤ人迫害を逃れてスイスのルガーノで亡命生活を送っていた。ある日、持っていた革のバッグを見ず知らずの婦人に頼まれて60スイスフランで売り、そのお金で革を仕入れ同じバッグ(飼い葉桶のようなトートバッグ)を作ったことが口コミで広がり評判となり、1943年にデザイナーとしての一歩を踏み出した。終戦を迎えた1945年にジュリアーナはヴェネツィアに戻り、ロベルタ ディ カメリーノ社(Roberta di Camerino S.A.)を設立。 ブランド名のロベルタは、1935年制作のアメリカ映画「ROBERTA」からつけられた。ジュリアーナが大好きだったフレッド・アステア(Fred Astaire)が主演であり、主題歌「煙が目に染みる」(Smoke Gets In Your Eyes)はジュリアーナが社交界へのデビューを飾った時のファーストダンスの曲であったため。
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