入島許可・交通
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/03/13 07:35 UTC 版)
厚生労働省のサイトによれば、島にはアメリカ合衆国沿岸警備隊の施設があるため、渡航には許可が必要とされる。施設の閉鎖(2010年)後も、2015年の読売新聞記事(日本の戦死者遺族の訪問関連記事)によれば、厳しい上陸規制があるという。2018年の米国 The World 誌の記事(元島民子孫の訪問関連記事)でも、入島許可を得るための手続きが非常に煩瑣だと記されている。 2013年に行われた日本の戦死者遺族による訪問記録によれば、入島には合衆国魚類野生生物局の許可が必要であり、民間セスナ機をチャーターして島に入っている。 2018年に訪問した元島民子孫は魚類野生生物局の調査船 R/V Tiglax に便乗する機会を提供され、初めて島を訪れている。 船や飛行機の定期航路はない。2018年の米国 The World 誌記事は「島を訪れる唯一の方法はボートである」と記す。2019年の読売新聞記事によれば、島内に存在する飛行場の滑走路は、老朽化が進み大型機の着陸は不可能とされている。重機を運び込むことも難しく補修計画は立てられていない。
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