免疫不全との関連
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/04/14 15:52 UTC 版)
担癌患者などでは様々な免疫不全によって細菌性髄膜炎の原因になりえる。その他の免疫不全として指摘されているのが脾臓摘出後である。脾臓摘出を受けた患者は、莢膜を有する細菌により数時間で死亡するような劇症の敗血症や髄膜炎を起こす可能性がある。脾臓では宿主を細菌の侵入から保護す2つの役割がある。ひとつは脾臓は非常に効率的な貪食細胞が類上皮洞に並んでおり細菌の濾過に重要な役割を担っていること、2つ目はIgMオプソニン抗体を産出していることである。
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