こくはい‐ぶくろ〔コクはひ‐〕【克灰袋】
克灰袋
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/10/21 00:43 UTC 版)
克灰袋(こくはいぶくろ)は、活火山である桜島の噴火によって宅地内に飛来した火山灰を回収するために鹿児島県鹿児島市が各家庭に配布しているゴミ袋である[1]。桜島周辺の垂水市では同様の袋を「降灰袋」[2]、霧島市では「集灰袋」として配布している[3]。
注釈
- ^ 大量の降灰の定義としては活動火山対策特別措置法施行令(昭和53年政令第274号)第二条「法第二十二条第一項の政令で定める程度は、二回以上降灰がある場合(連続する二月の期間において毎月一回以上降灰がある場合に限る。)において、国土交通大臣が定めるところにより測定した量が一平方メートル当たり千グラム以上であることとする。」として定められている
出典
- ^ “克灰袋の提供”. 鹿児島市 (2020年12月15日). 2022年6月10日閲覧。
- ^ “広報たるみず”. p. 19 (2014年1月1日). 2022年6月10日閲覧。
- ^ “集灰袋の配布”. 霧島市. 2022年6月10日閲覧。
- ^ a b c 一番人気は「克灰袋」デザインのバッグ リアルなドカ灰が”広報支援” 桜島グッズの人気急上昇〈鹿児島国体〉、南日本新聞、2023年10月14日(2023年9月21日閲覧)
- ^ a b c d 長澤まき (2017年6月15日). “鹿児島市の灰専用ゴミ袋「克灰袋」が話題に!ネーミングの由来を聞いた”. IRORIO. マッシュメディア. 2017年6月15日時点のオリジナルよりアーカイブ。
- ^ “降灰除去事業”. 国土交通省. 2022年6月11日閲覧。
- ^ “かごしま市民のひろば”. 鹿児島市 (1985年4月1日). 2022年6月11日閲覧。
- ^ “火山防災トップシティ 鹿児島市の桜島火山防災対策”. 鹿児島市. p. 3. 2022年6月11日閲覧。
- ^ “克灰袋(こくはいぶくろ)・降灰袋がほしいのですが、どこでもらえますか。”. 鹿児島市. 2022年6月11日閲覧。
- ^ 南日本新聞 2015, p. 882.
- ^ “鹿児島市に聞く降灰の影響と対策Q&A”. 新建新聞社 (2016年7月13日). 2022年6月11日閲覧。
- ^ “宅地内の掃除をして、桜島の降灰が出て処分をしたいのですが、どうすればいいですか?”. 鹿児島市. 2022年6月11日閲覧。
- ^ 南日本新聞 2015, p. 881.
- ^ “火山灰が首都圏に!そのとき何が起きるのか? 徹底検証 富士山噴火(4)”. 日本放送協会 (2021年10月21日). 2022年6月11日閲覧。
- ^ “火山灰の処理について”. ⼤規模噴⽕時の広域降灰対策検討ワーキンググループ. p. 5. 2022年6月10日閲覧。
- ^ “火山灰とともに暮らす”. 建設コンサルタンツ協会. 2022年6月11日閲覧。
- ^ “【鹿児島の新定番 特集】鹿児島ならではの黄色い「あの袋」がかわいいグッズに”. 南日本出版 (2021年8月30日). 2022年6月11日閲覧。
- ^ “このデザインに「!」ときたあなたはカゴシマ通 市のオンラインショップで販売”. 南日本新聞 (2022年8月2日). 2022年8月2日閲覧。
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