倫満堂
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/08/16 16:58 UTC 版)
雑居ビルにはさまれるように建っている下半身系の薬ばかりを扱う漢方薬局(もちろん、普通の薬品もある)。もともとは阿蘇子と龍樹の父が経営していた店であるが、その父が亡くなったことにより、阿蘇子たちが引き継いだ。 店名は「珍満堂」だったが、阿蘇子がそれに抵抗を感じ、「倫満堂」と改名する。 画から見る限り、6畳~8畳くらいの広さで、阿蘇子たちが立つガラスケースのカウンターといくつかの陳列棚の店構えで、店の2階が阿蘇子たちの自宅である。他に、あまり整理していない納戸がある。 店に来るお客たちは「倫満堂」を「性の悩みについて相談できる店」と認識しているようであるが、阿蘇子たちはそのことを公に明言してはいない。その相談の際に症状にあった薬を勧めるのであるが、客への対応が相談だけで終わってしまいそうになり慌てて薬を勧めたり、薬を勧めるタイミングを逸したりする場面も見うけられる。 店の看板は雲形の木目調の板に筆字で店名が書かれているものだったが、阿蘇子たちの父からかつて恩を受けた人物が店にやって来たときに、その恩返しとして、以前よりも大きく派手な看板に架け替えられる(2巻P44)。
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