信託統治
(信託統治領 から転送)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/06/10 07:55 UTC 版)
信託統治(しんたくとうち、英語: United Nations Trust Territories)は、国際連合の信託を受けた国が一定の非独立地域を統治する制度。国際連盟における委任統治制度を引き継ぐ形で国際連合憲章第12章に規定された[1]。国際連盟の委任統治制度などとともに国際機関が特定地域の統治を行う国際信託統治(international trusteeship)の一種とされる[2]。
- ^ a b c d e f g h i j k l m n o p q 矢崎幸生「<論説>信託統治制度下におけるアメリカのミクロネシア統治(一)」『筑波法政』第25巻、筑波大学、181-201頁。
- ^ 五十嵐元道「国際信託統治の歴史的起源(一) : 帝国から国際組織へ」『北大法学論集』第59巻第6号、北海道大学大学院法学研究科、2009年3月、295-326頁、CRID 1050845763931020416、hdl:2115/38375、ISSN 03855953。
- ^ a b c d 家正治「信託統治理事会の機能」『神戸外大論叢』第21巻第5号、神戸市外国語大学研究所、1970年12月31日、19-36頁。
- ^ a b c d 等松春夫「南洋群島の主権と国際的管理の変遷-ドイツ・日本・そしてアメリカ」(PDF)、中京大学社会科学研究所、2007年“中京大学社会科学研究所国際関係から見た植民地帝国日本研究プロジェクト編「南洋群島と帝国・国際秩序」より”
「信託統治領」の例文・使い方・用例・文例
- 信託統治領のページへのリンク