会津盆地と東日本大震災
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/04/12 08:27 UTC 版)
2011年3月11日14時46分に発生した東北地方太平洋沖地震(東日本大震災)では、震源域が南北500kmに及んだため、会津地方も会津盆地や猪苗代盆地を中心に、震度5弱から震度6弱程度の揺れが3分以上続いた。揺れによる土蔵倒壊や、建物の壁の崩落や亀裂、地盤災害による学校プールの損壊、水田、道路、校庭などの噴砂現象による亀裂、陥没が相次いだ。幸いにも揺れによる直接の死者は確認されなかったが、福島第一原子力発電所事故による放射能汚染で、石油タンクローリーが福島県外で足止めされるなどしたため、1ヶ月間ほど極端な燃料不足に見舞われ、磐越西線を経由する石油列車の迂回輸送などにより窮地を脱した。しかし、自主的な県外避難などによる人口流出も起きているうえ、観光客数も充分に回復していない。
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