伊都の鼓【イトノツヅミ】(草花類)
登録番号 | 第14096号 | |
登録年月日 | 2006年 3月 20日 | |
農林水産植物の種類 | きく | |
登録品種の名称及びその読み | 伊都の鼓 よみ:イトノツヅミ | |
品種登録の有効期限 | 25 年 | |
育成者権の消滅日 | ||
品種登録者の名称 | 満生昌一 | |
品種登録者の住所 | 福岡県前原市大字雷山1401-1 | |
登録品種の育成をした者の氏名 | 満生昌一 | |
登録品種の植物体の特性の概要 | ||
この品種は、「伊都の粧」に「伊都の詩」を交配して育成されたものであり、花は紫ピンク色のかなり大輪で切花向きの品種である。開花時の草丈は長、節間長はやや短、茎の太さは太、色は緑である。たく葉の大きさは大、葉の着き方は上向き、葉長は長、葉幅は広、葉の縦横比及び光沢は中、一次欠刻の深さは深、基部の形は平、表面の色は濃である。舌状花の重ねは八重、花の大きさはかなり大、厚みはかなり高、花首の長さはやや長、花たくの形は平らなドーム状である。舌状花の多少はやや多、向きは水平、主要な形は管弁Ⅰ、花筒部の長さは極長である。外花弁の長さはかなり長、幅はかなり狭、花弁先端の形は歯、舌状花表面の色の分布状態は均一、外花弁及び内花弁の表面及び裏面の色は紫ピンク(JHS カラーチャート9211)である。生態分類型は秋、開花の早晩性は中である。「伊都の粧」、「泉郷洋上」及び「山陽淡桜」と比較して、たく葉が大きいこと、外花弁表面の色が紫ピンクであること等で区別性が認められる。 | ||
登録品種の育成の経過の概要 | ||
この品種は、平成7年に育成者のほ場(福岡県前原市)において、「伊都の粧」に「伊都の詩」を交配し、その実生の中から選抜、以後、増殖を行いながら特性の調査を継続し、14年にその特性が安定していることを確認して育成を完了したものである。 |
- 伊都の鼓のページへのリンク