伊勢志摩サミットにおける橋の封鎖・規制
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/04/10 14:06 UTC 版)
「賢島橋と賢島大橋」の記事における「伊勢志摩サミットにおける橋の封鎖・規制」の解説
2016年(平成28年)5月26日と27日に賢島で開催された伊勢志摩サミットのため、賢島大橋を5月21日から5月28日まで完全に封鎖し、賢島橋では橋の手前に外務省が保安検査場を設置して賢島への入島を厳しく制限した。封鎖前から2本の橋の前では日本全国から派遣された警察官による検問が実施され、ゴールデンウィーク明けの5月9日からは検問がより強化された。サミット前日には付近の道路を警察車両が頻繁に往来し、北海道警や兵庫県警の警察官が数百m間隔で配置される状況であった。 伊勢志摩サミットの開催が決定した当初は、賢島橋と賢島大橋しか陸路で島へ渡る手段がないことから、外部からの侵入を規制しやすいと目され、警察庁の事前評価でも高い評価を得ており、三重県知事の鈴木英敬も開催地選考の勝因の1つに挙げていた。しかし警備体制を構築する上で賢島橋も賢島大橋も橋長が短くほぼ陸続きであることなどが問題視され、「警備しやすい」という開催地選考時のキャッチフレーズは次第に使われなくなった。
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