伊勢大神楽 太夫家の身分
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/07/25 15:31 UTC 版)
「伊勢大神楽」の記事における「伊勢大神楽 太夫家の身分」の解説
発祥と推察される近世における伊勢大神楽の太夫の身分は神職身分(増田神社社人)である。太夫達は各国の大名と強い師檀関係を築いた上、幕府公認の元で諸国に檀那場を築いた。各藩の領内を回檀する際は、まず城内にて総舞・神楽奉納を執り行っており藩主の「御武運長久・国家安全」などを祈念した。桑名市には現在でも各藩の通行手形・往来手形に加え、江戸幕府より授かった神道裁許書・伊勢神宮祭主からの神道伝授の署名である祭主下文などが厳重に保管されている。
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