代表的なロシア宇宙主義者
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「ロシア宇宙主義」の記事における「代表的なロシア宇宙主義者」の解説
哲学研究者のセミョーノワとガーチェワは、アンソロジー『ロシア宇宙主義―哲学思想アンソロジー』のなかで、ロシア宇宙主義の代表者として以下の名前を挙げている。 ニコライ・フョードロフ(英語版)(1828年-1903年) 科学的技法による急進的な延命、人間の不死、死者の復活などを提唱した。主著『共同事業の哲学』(Философия общего дела、第1巻1906、第2巻1913)。 ウラジーミル・ソロヴィヨフ (1853年-1900年) コンスタンチン・ツィオルコフスキー (1857年-1935年) 宇宙開発や宇宙工学の理論面での先駆者。1903年に出版した『Исследование мировых пространств реактивными приборами』 (反応機器を使った宇宙空間の探検)は、宇宙旅行を真面目に科学的に扱った世界初の書籍であった。彼は宇宙移民によって人類が種として完成し、不死性を獲得すると信じていた。また、"animated atom"(生きている原子、汎神論)や "radiant mankind"(輝ける人類)といった考えを生み出した。 ウラジーミル・ヴェルナツキー (1863年-1945年) ノオスフェーラ(「叡智圏」「精神圏」)の提唱者。 セルゲイ・ブルガーコフ (1871年-1944年) パーヴェル・フロレンスキイ (1882年-1937年) アレクサンドル・チジェフスキー(英語版)(1897年-1964年) Heliobiology(太陽生物学?) その他 ウラジーミル・オドエフスキー(英語版)(1804-1869)、アレクサンドル・スホヴォ=コブィリン(英語版)(1817-1903)、ニコライ・ウーモフ(英語版)(1846-1915)、ニコライ・ベルジャーエフ(1874-1948)、ワレリアン・ムラヴィヨーフ(1885-1932)、アレクサンドル・ゴールスキー(英語版)(1871-1924)、ニコライ・セトニーツキー(1888-1937)、ニコライ・ホロードヌィ(英語版)(1882-1953)、ワシーリー・クプレーヴィチ(1897-1969)、アレクセイ・マネーエフ(1921-)など。
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