交直・交交セクション
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/06 06:42 UTC 版)
「首都圏新都市鉄道つくばエクスプレス」の記事における「交直・交交セクション」の解説
守谷駅 - みらい平駅間にデッドセクション(無電区間)があり、電車は走行中に交直流切り替えを行う。通常は運転士の手動操作ではなく自動で行われる。デッドセクション通過中でも車内の照明が消えることはないが、エアコンが停止するほか、TX-2000系では行先・停車駅表示パネルが消灯する。旅客案内用フリーパターンディスプレイは消灯しない。側壁(防音壁)には無電区間を示すマーキング塗装があり、これらからデッドセクションの判別が可能である。 みどりの駅 - 万博記念公園駅間にもデッドセクションがあり、同様の現象が発生するが、これは「交交セクション」と呼ばれる箇所で、変電所相互における交流電圧の位相差による障害を防ぐために設置されている。こちらにも側壁に無電区間を示すマーキング塗装がある。いずれの区間も、列車は惰行運転で通過する。ATO運転時には専用の地上子を通過すると惰行運転に入る。
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