二家和
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/10/23 09:49 UTC 版)
あるプレイヤーの打牌に対し、2名のプレイヤーが同時にロンを宣言することを「二家和」(リャンチャホー)または「ダブロン」と言う(ダブロンの語源はダブル・ロンから)。頭跳ねのルールを採用していない場合、両者とも和了を認められる。 右図では、を振り込んだ東家は南家に対し1000点(平和のみ)を、西家に対し12000点(タンピン三色ドラドラで跳満)を支払う。なお、保留リーチ棒があった場合は、上家取りの原則に従い上家に位置する者がすべての保留リーチ棒を取得する。右図の例では北家がリーチ棒を出しているが、これは南家の点箱の中に入ることになる。このルールの場合、たとえば仮に和了者である西家が立直していた場合に、そのリーチ棒が優先的に西家に戻るのか否かを決めておく必要がある。これが南家に取られてしまうのであれば、仮に立直者の和了点が2000点未満だった場合に、和了すれば最低でも1000点(立直の場合は実質1300点以上)は伸ばせるという常識に反して実質的な収支が1000点未満になる可能性が生じる。三家和で全員の和了を認める場合も同様。同時和了を認めない場合はそのような問題は発生しない。立直#立直棒の取り扱いも参照。
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