九段南
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/12/18 06:04 UTC 版)
九段南(くだんみなみ)は、東京都千代田区の町名。現行行政地名は九段南一丁目から九段南四丁目の4町。住居表示実施済み区域である。郵便番号は102-0074[1]。江戸時代には大名の武家屋敷が立ち並んでおり、明治時代後も、元大名家・皇族・華族の屋敷が存在した。町会は一丁目から四丁目全てがそれぞれ合同で結成されている。
注釈
- ^ 関東地方を管轄する国の地方支分部局は主にさいたま新都心に集積している。「さいたま新都心#行政機関」を参照。但し、東京国税局は築地にあり、その他横浜第二合同庁舎なども参照。
- ^ 幕末開山。不動明王を本尊とした真言宗醍醐派に属する寺院。富士見町花街の人々の信仰を集めて地域のシンボルとなった。2と7のつく日に縁日が立ったので、旧表六番町通りを「二七通り」と呼ぶようになった。不動堂の向かいに住んだ東郷平八郎が深く信仰し、日本海海戦に勝利したことから霊験が評判となった。縁日は昭和30年代まで存続したが、交通事情の悪化などで消滅。花街が衰退するとともに賑わいも薄れていった。昭和40年代頃から東郷元帥記念公園にて開催される火渡りという行事が有名になった。平成17年3月6日夜の火災で全焼して境内を失ったが、九段南三丁目に再興している。番町出土のキリシタン灯籠が安置されている。
出典
- ^ “郵便番号”. 日本郵便. 2019年8月30日閲覧。
- ^ 1昭和42年自治省告示第13号「住居表示が実施された件」
- ^ “町丁別世帯数および人口(住民基本台帳)”. 千代田区 (2017年12月6日). 2018年1月2日閲覧。
- ^ “区立小学校の通学区域”. 千代田区 (2017年8月17日). 2018年1月2日閲覧。
- ^ “区立中学校の通学区域と学校選択”. 千代田区 (2017年10月26日). 2018年1月2日閲覧。
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