九州・沖縄サミット(きゅうしゅうおきなわさみっと)
サミットとは「主要国首脳会議」のことである。1975年フランスのランブイエで初めて開催された。首相や大統領が参加する首脳会議、外相が参加する外相会議、蔵相が参加する蔵相会議などがある。
その後毎年開催され、2000年は第26回目の会議だった。先進国の首脳が一同に会し、政治・経済などについて話し合いる。現在の参加国はフランス・ドイツ・イタリア・イギリス・アメリカ・カナダ・日本・ロシアの計8ヶ国である。
開催地は各国の持ち回りである。2000年のサミットは首脳会議が沖縄、閣僚会議が九州で行われたことから「九州・沖縄サミット」と呼ばれた。
2000年のサミットは沖縄県開催ということで、米軍基地との関係から注目された。沖縄県には在日米軍基地の約75%が集まっている。この結果、沖縄県の約10%は基地で占められている。各国の首脳に、直接に基地の現実を見てもらうチャンスだったわけである。
(2000.03.27更新)
第26回主要国首脳会議
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