中浜万次郎を上海に派遣して船を購入させたこと
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/07/09 20:57 UTC 版)
「八戸事件」の記事における「中浜万次郎を上海に派遣して船を購入させたこと」の解説
土佐の漁民出身で、漂流した後アメリカから帰国した中浜万次郎(ジョン万次郎)は、嘉永6年(1853年)に旗本に取り立てられ、幕臣として活躍していた(ただし記事にあるような「督理船務将軍」などという職は存在しない)。記事にある通り1866年に中浜は土佐藩の後藤象二郎や英国商人グラバーとともに上海に赴いて、軍艦を調達している。ただし八戸の記事と異なり、上海で建造した訳ではなく出来合の英国帆船を購入したのみであり、それも幕府の所有ではなく土佐藩の船(夕顔丸)となっている。
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