中浜万次郎とは? わかりやすく解説

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なかはま‐まんじろう〔‐マンジラウ〕【中浜万次郎】

読み方:なかはままんじろう

[1827〜1898]幕末幕臣土佐漁師息子天保12年(1841)出漁中に遭難して米船に救われ米国教育受けた嘉永4年(1851)帰国し幕府用いられ翻訳軍艦操練・英語の教授あたった維新後開成学校教授ジョン万次郎


ジョン万次郎

(中浜万次郎 から転送)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/02/04 04:26 UTC 版)

ジョン万次郎(ジョン まんじろう、旧字体: ジョン萬次󠄁郞英語John Manjirō1827年1月27日文政10年1月1日〉 - 1898年明治31年〉11月12日)は、江戸時代末期(幕末)から明治にかけての日本旗本翻訳家教育家である。アメリカ合衆国を訪れた最初の日本人の一人であり[1]日米和親条約の締結に尽力した。通訳教授などでも活躍した。


注釈

  1. ^ 「中浜村」ではない。旧字体で「中ノ濱村」とも記す。
  2. ^ 過去に二度のペリーとの通訳を務めた嘉永6年(1853年)の際の堀達之助は役目を外され、嘉永7年(1854年)の際の森山栄之助はすでに幕府から退いていた。
  3. ^ 一番有名な例は「掘ツタ芋イヂルナ」 (What time is it now?) だが、『英米対話捷径』にはなく、原典は発見されていない。

出典

  1. ^ * Webber, Bert『Wrecked Japanese Junks adrift in the North Pacific Ocean』Ye Galleon Press、1984年。ISBN 0-87770-309-4 
  2. ^ 市区町村の変遷 高知県”. 都道府県市区町村. 2018年2月12日閲覧。
  3. ^ a b c d e f g h i j k l 海の駅あしずり内 ジョン万次郎資料館”. 高知県観光情報サイト「こじゃんとネット」. 有限会社こじゃんとネット. 2018年2月12日閲覧。
  4. ^ 中浜博 『中濱万次郎 -「アメリカ」を初めて日本に伝えた日本人-』p5-6
  5. ^ a b c d e 出典は「萬次郎と仲間達の群像」案内板の刻文(土佐清水市による)。
  6. ^ http://www.whitfield-manjiro.org/the-manjiro-story.html
  7. ^ Manjiro Nakahama’s story to be celebrated at Fairhaven festival”. South coast today (2017年10月5日). 2020年10月25日閲覧。
  8. ^ ただし、当時のアメリカでは、女性は参政権すら認められておらず、女性差別があった。
  9. ^ Franklin :1846-1849”. New Bedford Whaling Museum and Mystic Seaport Museum. 2020年10月25日閲覧。
  10. ^ Jonas Rüegg. Mapping the Forgotten Colony: The Ogasawara Islands and the Tokugawa Pivot to the Pacific. Cross-Currents. p. 126-32 (英語). https://cross-currents.berkeley.edu/e-journal/issue-23/ruegg 2020年5月9日閲覧。 
  11. ^ 中浜博 『中濱万次郎 -「アメリカ」を初めて日本に伝えた日本人-』p283-285
  12. ^ 田尻佐 編『贈位諸賢伝 増補版 上』(近藤出版社、1975年)特旨贈位年表 p.56
  13. ^ 中浜博 『中濱万次郎 -「アメリカ」を初めて日本に伝えた日本人-』p141
  14. ^ 中浜博 『中濱万次郎 -「アメリカ」を初めて日本に伝えた日本人-』p299-301
  15. ^ 中浜博 『中濱万次郎 -「アメリカ」を初めて日本に伝えた日本人-』p298-299
  16. ^ 中浜博 『中濱万次郎 -「アメリカ」を初めて日本に伝えた日本人-』p243
  17. ^ 中浜博『中濱 万次郎 -「アメリカ」を初めて伝えた日本人-』富山房インターナショナル、2006年版p45-47
  18. ^ 中浜博『中濱 万次郎 -「アメリカ」を初めて伝えた日本人-』富山房インターナショナル、2006年版p308
  19. ^ ミリセント図書館英語版ミリセント図書館英語版ミリセント図書館英語版ミリセント図書館英語版ミリセント図書館英語版ミリセント図書館英語版ミリセント図書館英語版ホームページ
  20. ^ 末延岑生『ニホン英語は世界で通じる』〈平凡社新書〉 2010年 ISBN 9784582855357 p40-41
  21. ^ a b ジョン万次郎の生き方に学ぶ酒井正憲、伊丹市文化財ボランティアの会
  22. ^ 長谷川謹介『人事興信録』第4版 [大正4(1915)年1月]
  23. ^ 日本体験 外国体験 野武重忠 Japanese-nihongo.com、早稲田京福語学院、2009年8月
  24. ^ スタッフ早稲田京福語学院


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