中曽根裁定とは? わかりやすく解説

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中曽根裁定

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/02/18 21:44 UTC 版)

中曽根裁定(なかそねさいてい)は、1987年昭和62年)10月20日に行われた日本自由民主党党首である総裁選挙において、現総裁(内閣総理大臣)の中曽根康弘が、党幹事長竹下登を次期総裁に指名したことである。


注釈

  1. ^ 自由民主党最高顧問の要件は総裁・副総裁・衆参両院議長の経験者であるため二階堂も出席していた。
  2. ^ 竹下総理総裁は、自分の後継総理総裁に中曽根裁定同様に裁定を行なって、中曽根派の宇野宗佑外務大臣を指名した際、直前まで竹下派会長の金丸信と話をつけていなかったため、福田赳夫を後継に動いていた金丸は面目を失う形となった。

出典

  1. ^ 奥島, p. 190.
  2. ^ 立花 2005, p. 101.
  3. ^ 安藤俊裕 (2011年8月28日). “田中角栄に反旗、竹下派旗揚げ 「政界のドン」金丸信(5)”. 日本経済新聞. https://www.nikkei.com/article/DGXNASFK1902K_V20C11A8000000/ 2020年8月2日閲覧。 
  4. ^ 矢野 1994, p. 334.
  5. ^ 『中日新聞』1987年10月8日付朝刊、3面、「核心24時/ 二階堂氏はどこへ行く 総裁選 出馬断念 『調整役に』と側近 困難な統一行動 陣営分裂の推測も」。
  6. ^ 早坂 1991, p. 60.
  7. ^ a b c 奥島, p. 193-195.
  8. ^ この場合は川島副総裁・三木幹事長による党内の意見調整を経た上で「党内の大勢は佐藤」と池田に報告、それを踏まえて池田が指名するという形が取られた。
  9. ^ 北岡伸一・田勢康弘『指導力』(日経新聞社、2003年)
  10. ^ 文藝春秋2004年7月号「ポスト小泉の資格を語ろう」


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