不正グローブ使用疑惑
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/04/25 19:59 UTC 版)
当該試合において、秋山のオープンフィンガーグローブに異物が入っているような膨らみがあり、手の平の部分にもなんらかの(桜庭および他選手の手のひらにはない)異物が確認できる写真が存在しているとして、「メリケンサックを着用していたのではないか?」との疑惑が一部ネットユーザーの間で囁かれた。2007年1月19日放送のFIGHTING TV サムライにおいて、サブレフェリーを務めた和田良覚は「(メリケンサックの使用は)ないと思う。バンテージチェックが行われ、確認される、そして実際チェックが行われた。」と証言、格闘技ジャーナリストの熊久保英幸は「メリケンサックを付けて殴ったら、まずは頭蓋骨が陥没する。状況から鑑みてまずあり得ない。」との意見を表明した。また、秋山が使用したグローブに、本来あるはずのロゴが確認できないことも指摘され、合わせて「不正なグローブが使用された」とする疑惑が挙げられた。これに対しては、「ロゴがはがれやすいもの」だったため、ウォーミングアップ中に剥がれ落ちたと判断され、試合後回収されたグローブも試合前に渡したものであり、バンテージにも問題がなかったことが確認されている、と説明。これを受け1月17日、グローブを製作したメーカーであるイサミは公式にFEG、秋山の主張を認める形で原因の検証を行うとし、その後、3月16日にネットを通じ、製造過程に問題があったとするオフィシャルコメントを発表した。
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