不動産開発とバブル崩壊後のゴーストタウン化
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/12/05 02:32 UTC 版)
「オルドス市」の記事における「不動産開発とバブル崩壊後のゴーストタウン化」の解説
2000年代頃から中国景気が活発化し、中国本土や影響を受ける周辺諸国では都市部と内陸部との格差も拡大しつつも、炭鉱山のあったオルドス市は石炭バブルと労働者受け皿としての不動産バブルの恩恵に浴して大変に潤った。しかし、石炭価格の暴落で市内はゴーストタウン化してしまった。 2003年から建設が始まったヒヤバグシ新区(康巴什新区)のような巨大なニュータウンでは、開発と不動産投資が急速に進みすぎ、人の住まない住宅が増えて「世界最大のゴーストタウン」とも呼ばれ、鬼城化は問題視された。 『浙商網・浙江経済報道』の2013年の報道によると、石炭価格の大幅な値下がりにより市内に35ある炭鉱の半数以上が停止しており、市の成長率は内モンゴル最下位にまで落ち込んだと報じられており、1,000億元以上の負債を抱え、不動産市場が崩壊しているオルドス市は危機に瀕しており、中国の地方政府として初の破産に直面していると報じる中国メディアもあった。
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