不動産証券化事業
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/04/08 17:25 UTC 版)
2007年からスタートした。一般的な不動産証券化事業は、不動産会社が自社で建てた物件をファンドに売る「出口戦略」である場合が多いが、ラ・アトレのそれは中古マンション(賃借人がいる状態)をまずファンドが保有して賃料収入を得て運営しながら、賃借人が転出した物件からラ・アトレが買い取ってリニューアルを施し、再生マンションとして分譲する「入口戦略」になっている点がユニークである。ファンドを運営する特別目的会社(SPC)はラ・アトレの連結対象になるが、倒産隔離がはかれているSPCにはノンリコースローンから独立した融資枠が設定されるので、都心部の不動産価格が上昇傾向にある昨今、資金調達面で有利に展開できるという戦略もある。
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