万幡豊秋津師比売 説
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/04/24 21:25 UTC 版)
卑弥呼を天照大神(アマテラス)に比定する場合の説。万幡豊秋津師比売(ヨロヅハタトヨアキツシヒメ)は高御産巣日神(タカミムスビ)の娘。アマテラスの息子天忍穂耳命(アメノオシホミミ)と結婚し、天火明命(アメノホアカリ)と邇邇芸命(ニニギ)の母となった。アマテラスの極めて近い親族で名前の中に「トヨ」の文字がある彼女を台与に比定する説で、安本美典が『新版・卑弥呼の謎』(講談社現代新書)で述べている。彼女はアマテラスが主祭神である伊勢神宮の内宮の相殿神の一人であり、安本はそれをこの説の根拠のひとつとしている。
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