一杯一杯

デジタル大辞泉

いっぱい‐いっぱい【一杯一杯】

読み方：いっぱいいっぱい

［形動］［文］［ナリ］

１ 少しの余裕もないさま。「もう—で、これ以上は入らない」

２ 特に、金銭の支払い・貸借などで、最大限に達しているさま。「銀行からも—に借りている」

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一杯一杯

出典:『Wiktionary』 (2021/07/21 13:52 UTC 版)

語源1

• 一杯（い↗っぱい）の重畳・強調表現。

名詞・形容動詞

一 杯 一 杯（いっぱいいっぱい）

1. 本当にぎりぎりな限度。ぎりぎり限度（特に、それ以上だと損をする様子）。
   • 一杯一杯まで待つ。
   • 値引きもここまでで、一杯一杯なんです。
   • 限度額まで一杯一杯でしたら、もうお借しできません。
2. まったく余裕がない状態や様子。
   • おーい、中村君。（……返事がない……）一杯一杯か。
   • 一杯一杯なら手伝おうか？

活用

ダ型活用

一杯一杯-だ

発音^(?)

い↗っぱいい↘っぱい

IPA: /(ʔ)ip̚páí.íp̚pai/

X-SAMPA: /(?)ip_}pa_Hi_H.i_Hp_}pai/

関連語

• 類義語: ぎりぎり、アップアップ
• 対義語: 余裕

翻訳

語義1

• 英語: all (of), end (of); to break even, (at) the very last/limit, just (before) the limit

語義2

• 英語: to be up (most) [that one can do], (just) barely (one)

副詞

一 杯 一 杯（いっぱいいっぱい）

1. （特に幼児に対して、幼児が）（とっても）たくさん。
   • 今日も一杯一杯遊んだね！

発音^(?)

い↗っぱいいっぱい

IPA: /(ʔ)ip̚páí.íp̚páí/

X-SAMPA: /(?)ip_}pa_Hi_H.i_Hp_}pa_Hi_H/

翻訳

• 英語: (having) a lot of/to, much, full of

語源2

• 一杯（い↘っぱい）の重畳表現。

名詞・副詞

一 杯 一 杯（いっぱいいっぱい）

1. 一杯ごと。一杯ずつ。
   • 一杯一杯のお茶がおいしい。
   • 抹茶を一杯一杯点てていく。

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「一杯一杯」の例文・使い方・用例・文例

• 一杯一杯また一杯