三省堂 大辞林 |
ていっぱい 2 【手一杯】
(1)それ以上のことをする余裕がないさま。それだけで限度であるさま。
「注文をこなすだけで―だ」
(2)自分の思うままにするさま。
「おめえさんが若紫さんの所へ行かねえ様になりなんしてより―にしやりと思つたところが/洒落本・廓之桜」
ていっぱいと同じ種類の言葉
「ていっぱい」の用例一覧
宮沢賢治 泉ある家 (青空文庫)
て来てわずかに 着物 ( きもの ) のうごく音などした。そしていっぱいに 気兼 ( きが ) ねや 恥 ( はじ ) で 緊張 ( きんちょう ) した 老人 ( ろうじん ) が 悲 ( かな ) しくこくりと 息...
www.aozora.gr.jp/cards/000081/files/45652_35908.html
高村光雲 幕末維新懐古談 家内を貰った頃のはなし (青空文庫)
穀問屋で、御本丸へ出入りなどあり、なかなか 手広 ( てびろ ) にやってはいたが、こうした町家の常で、店は 手一杯 ( ていっぱい ) 広がっていて、充分気楽に寝て保養をする場所がないので、妻の...
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宮沢賢治 シグナルとシグナレス (青空文庫)
ナレスはほっと小さなため 息 ( いき ) をついて空を見上げました。空にはうすい雲が 縞 ( しま ) になっていっぱいに 充 ( み ) ち、それはつめたい 白光 ( しろびかり ) を 凍 ( こお ) った 地面...
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