一年戦争時
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/04/06 13:50 UTC 版)
「ソロモン (ガンダムシリーズ)」の記事における「一年戦争時」の解説
旧サイド1宙域に位置し、宇宙世紀0079年の一年戦争時には「ア・バオア・クー」「グラナダ」と共に、ジオン公国の本国であるサイド3を守る重要拠点の一つとなり、ドズル・ザビ中将が司令官を務めた。一年戦争末期、宇宙空間に進出した地球連邦軍の反攻作戦第一弾である「チェンバロ作戦」の攻略目標とされ、0079年12月24日から翌日にかけ、地球連邦軍のティアンム提督率いる第二連合艦隊との間で大規模な攻防戦が繰り広げられた。なお、漫画『機動戦士ガンダム MSV-R 宇宙世紀英雄伝説 虹霓のシン・マツナガ』では、0079年9月の「アンタレス作戦」など、チェンバロ作戦以前にも複数回の攻略戦が行なわれた事になっている。 地球連邦軍の侵攻が差し迫った状況にも関わらず、ジオン側ではザビ家内の派閥抗争で前線への効果的な戦力集中が実現されずにいた。漫画『機動戦士ガンダム THE ORIGIN』では、政治的理由で増援を出し渋るギレンとキシリアに対しドズルは「あの政治かぶれどもはいつか公国を滅ぼす」と憤慨している。ギレンの方はソロモンを一度捨て石にして連邦軍に消耗を強いてから再度奪還すればいいとも考えており、ドズル戦死の報せに落胆する父デギンに対して「(ソロモン死守にこだわった)武人の意地があれを滅ぼしたのです」と冷淡に言い放っている。
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