ロータス・88
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/06/01 14:03 UTC 版)
ロータス 88 (Lotus 88) は、チーム・ロータスが1981年のF1世界選手権参戦用に開発したフォーミュラ1カー。プラクティスには出走したが、レギュレーション違反を問われ、予選・決勝に出場することは叶わなかった。モノコックの上に可動式カウルを被せたツインシャーシという独特の構造を持ち、コーリン・チャップマンが追求したダウンフォース獲得のための技術革新の集大成ともいえるマシンであるが、下記に詳細があるがこのマシンの一件によって彼のF1への情熱を失うきっかけにもなってしまったとされている。
- 1 ロータス・88とは
- 2 ロータス・88の概要
- 3 スペック
ロータス・88
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/06 14:45 UTC 版)
「グラウンド・エフェクト・カー」の記事における「ロータス・88」の解説
車体を2重構造にした「ツインシャーシ」を採用した。停車状態では車体のどこも地面に接触していないが、ある程度のスピードで走りダウンフォースが発生し始めると、2重の車体の一方が地面に下がって路面に接触し、可動スカートが存在するのと同じ状態になる。グラウンド・エフェクトの追求によるサスペンションの硬化やポーポイズ現象を解決し、ドライバビリティを向上させる機構と発表されたが、他チームから抗議があったことや、「空力装置は可動不可」という規制に抵触することから禁止された。
※この「ロータス・88」の解説は、「グラウンド・エフェクト・カー」の解説の一部です。
「ロータス・88」を含む「グラウンド・エフェクト・カー」の記事については、「グラウンド・エフェクト・カー」の概要を参照ください。
固有名詞の分類
- ロータス・88のページへのリンク