ロンドン分散力とは? わかりやすく解説

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ロンドン分散力

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/08/30 13:36 UTC 版)

ロンドン分散力(ロンドンぶんさんりょく、英語: London dispersion force)は、極性分子などが恒常的に持つ電荷や多極子ではなく、分子原子などに量子論的に生じる一時的な電気双極子間の引力によって生じる弱い分子間力である。[1] フリッツ・ロンドンにより示された。[2]単に分散力ロンドン力と呼ばれたり、瞬間双極子-誘起双極子相互作用とも呼ばれる。また、ファンデルワールス力は、狭義にはロンドン分散力を指す。


  1. ^ IUPAC - London forces (L03617)”. The IUPAC Compendium of Chemical Terminology. IUPAC. doi:10.1351/goldbook.L03617. 2020年5月8日閲覧。
  2. ^ F. London, "The general theory of molecular forces", Trans. Faraday. Soc. Vol.33(1937), p.p. 8–26 doi:10.1039/TF937330008b


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