レコード・トーキーとは? わかりやすく解説

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トーキー

(レコード・トーキー から転送)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/07/30 00:07 UTC 版)

トーキー: talkie)は、映像と音声が同期した映画のこと。サイレント映画(無声映画)の対義語として「トーキー映画」と呼ばれることもあるが冗語である。無声映画の対義語としては「発声映画」と呼ばれる。音声が同期した映画が一般的な現在では、あえて「トーキー」と呼ぶことはない。発声映画が最初に上映されたのは1900年のパリでのことだったが、商業的に成り立つにはさらに10年以上を要した。当初は映画フィルムとは別にレコード盤に録音したものを使っていたため同期が難しく、しかも録音再生の音質も不十分だった。サウンドカメラ発明によって同期が簡単になり、1923年4月にニューヨークで世界で初めてその技術を使った短編映画が一般上映された。




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レコード・トーキー

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/06/12 20:22 UTC 版)

東京行進曲」の記事における「レコード・トーキー」の解説

1929年には、「東京行進曲」のレコード使用したレコード・トーキー方式による9.5mmフィルム白黒映画東京行進曲』が製作された。製作:服部小型映画研究所監督アマチュア映像作家服部茂。現在のミュージッククリップに近いものと言われるアマチュア作品ながら評判になり、要望に応じて複製フィルム頒布していた。頒布中止するまでに100本が複製された。 2006年複製フィルムレコード東京国立近代美術館フィルムセンター現・国映画アーカイブ)に寄贈された。2008年には複製フィルム素材としてレコード音声入り35mmフィルムブロー・アップした。また、2012年には原盤フィルム服部遺族から東京国立近代美術館フィルムセンター寄贈されている。

※この「レコード・トーキー」の解説は、「東京行進曲」の解説の一部です。
「レコード・トーキー」を含む「東京行進曲」の記事については、「東京行進曲」の概要を参照ください。

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