ルネッサンスからバロック期の塔
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/04/28 02:04 UTC 版)
「塔」の記事における「ルネッサンスからバロック期の塔」の解説
ルネッサンス時代のイタリアの建築家は、反ゴシックを鮮明に打ち出した。塔よりも安定感のあるドームを重視している。鐘塔の設置はあったが、あまり高さに注力しなくなった。 しかし、バロック様式では再び塔が見直され、教会のファサードに2つの塔が配置されたものが流行した。この双塔形式の教会建築は、バロック期にヨーロッパ全域に拡がりを見せたほか、スペインが植民地化したラテンアメリカの各地にも数多く建設された。 バロック様式の塔としては、スペインのサンティアゴ・デ・コンポステーラの大聖堂(1750年)、イギリスはロンドンのセント・ポール大聖堂(1710年)など、多数の例を見ることができる。
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