リンク ローカル アドレスとは? わかりやすく解説

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リンクローカルアドレス

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/02/25 14:57 UTC 版)

コンピュータネットワークにおいて、リンクローカルアドレス英語: link-local address)とは、ホストが接続されているネットワークセグメント英語版(リンク)またはブロードキャストドメイン英語版内の通信に対してのみ有効なネットワークのアドレス英語版である。


  1. ^ http://tools.ietf.org/html/rfc4291#section-2.5.6
  2. ^ a b RFC 3927, Dynamic Configuration of IPv4 Link-Local Addresses, S. Cheshire, B. Aboba, E. Guttman, The Internet Society (May 2005)
  3. ^ a b RFC 4291,IP Version 6 Addressing Architecture, R. Hinden, S. Deering, The Internet Society (February 2006)
  4. ^ RFC 3927 section 1.9
  5. ^ RFC 3927 section 2.6.1
  6. ^ APIPA”. Microsoft. 2010年8月2日閲覧。
  7. ^ RFC 4291, section 2.5.6. Link-Local IPv6 Unicast Addresses
  8. ^ RFC 4291, section 2.8. A Node's Required Addresses
  9. ^ RFC 4862, IPv6 Stateless Address Autoconfiguration, S. Thompson, T. Narten, T. Jinmei (September 2007)


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出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/09/11 00:21 UTC 版)

プライベートネットワーク」の記事における「リンクローカルアドレス」の解説

第2のプライベートネットワークとして、RFC 3330 と RFC 3927 に記述されているリンクローカルアドレスがある。これらRFC背景にある考え方は、DHCPサーバがない状況ネットワーク設定の手間をかけずに利用できるIPアドレス提供するというものである。169.254/16 というネットワークがこの用途予約されている。このアドレス範囲のうち 169.254.0.0/24 と 169.254.255.0/24 は将来利用のために使わないようにしてある。 イーサネット上のホストDHCPネットワークアドレス取得できない場合、169.254.0.0 から 169.254.255.255 までのアドレス1つ擬似乱数的に割り当てる規格では、アドレス衝突起きないよううまく処理しなければならないという記述がある(実装者は「衝突する確率は 1/65536 のはずだ」などと甘く見て手を抜いてはいけない。誕生日のパラドックスにより意外なほど簡単に衝突起き得る)。 リンクローカルアドレスは RFC 1918 で定義されているプライベートネットワークアドレスよりも制限がきつい。リンクローカルアドレスのパケットルーターを全く通ることができないRFC 3927 section 7)。 「Zeroconf」および「APIPA」も参照

※この「リンクローカルアドレス」の解説は、「プライベートネットワーク」の解説の一部です。
「リンクローカルアドレス」を含む「プライベートネットワーク」の記事については、「プライベートネットワーク」の概要を参照ください。


リンクローカルアドレス

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/02/25 14:43 UTC 版)

APIPA」の記事における「リンクローカルアドレス」の解説

リンクローカルアドレス(英: link-local address)とは、ローカルネットワークの範囲内通信または1対1コネクションにおいてのみ使用することを意図されているIPアドレスである。ルーターはリンクローカルアドレスのついたパケット転送しない。 リンクローカルアドレスは管理者人手割り当てるか、オペレーティングシステムの手続きによって割り当てる。ほとんどの場合、「ステートレスアドレス自動設定」を使って割り当てるIPv4では、外部Dynamic Host Configuration Protocol (DHCP) などのアドレス割り当て機構存在しない場合や、そういった割り当て機構失敗した場合にのみ、リンクローカルアドレスを割り当てるIPv6ではリンクローカルアドレスは必須であり、各種プロトコル部品内部動作で必要とされるIPv4のリンクローカルアドレスはアドレスブロック 169.254.0.0/16 に定義されている。RFC 5735 の中にLink Local Address Blockとして、このアドレスに関する規定がある。IPv6では、プレフィックス fe80::/64 が割り当てられている。

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