リエントラントとは? わかりやすく解説

Weblio 辞書 > 辞書・百科事典 > デジタル大辞泉 > リエントラントの意味・解説 

リエントラント【reentrant】


再入可能

読み方さいにゅうかのう
別名:リエントラント
【英】reentrant

再入可能とは、複数呼び出し元から同時に使用されても問題ないよう設計されている関数サブルーチンのことである。呼び出し元が自分自身場合もある。

再入可能なプログラム作成するためには、使用する変数共有しないことに気を付け必要がある

サブルーチンの処理中に、同じサブルーチン使われることを想定していないと予期せぬ結果もたらすプログラムとなる。ただし、この要件は、ライブラリのように共通的に使われる場合要求され全てのプログラムを再入可能にする必要はない。

なお、再入可能な関数は、スレッドセーフであるが、その逆は必ずしも真ではない。

プログラミングのほかの用語一覧
コーディング:  論理演算  論理演算命令  ルーチン  再入可能  サブルーチン  再帰呼び出し  サイクルタイム

リエントラント

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/08/24 15:52 UTC 版)

リエントラント: reentrant / re-entrant再入可能)およびリエントランシー: reentrancy / re-entrancy再入可能性)とは、あるプログラムサブルーチンの実行を完了する前に、割り込みなどにより、同じプログラムやサブルーチンを実行しても安全だという性質を指す。割り込みは分岐や呼び出しなどの内部的な動きによって生じる場合もあるし、ハードウェア割り込みシグナルなどの外部の動きによって生じる場合もある。割り込みの実行を完了後に、割り込み前の実行に影響を与えずに継続できる。






英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「リエントラント」の関連用語

リエントラントのお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



リエントラントのページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
デジタル大辞泉デジタル大辞泉
(C)Shogakukan Inc.
株式会社 小学館
IT用語辞典バイナリIT用語辞典バイナリ
Copyright © 2005-2024 Weblio 辞書 IT用語辞典バイナリさくいん。 この記事は、IT用語辞典バイナリ再入可能の記事を利用しております。
ウィキペディアウィキペディア
All text is available under the terms of the GNU Free Documentation License.
この記事は、ウィキペディアのリエントラント (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。 Weblio辞書に掲載されているウィキペディアの記事も、全てGNU Free Documentation Licenseの元に提供されております。

©2024 GRAS Group, Inc.RSS