ラムダ計算
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/09/17 06:16 UTC 版)
ラムダ計算(ラムダけいさん、英語: lambda calculus)は、計算模型のひとつで、計算の実行を関数への引数の評価(英語: evaluation)と適用(英語: application)としてモデル化・抽象化した計算体系である。ラムダ算法とも言う。関数を表現する式に文字ラムダ (λ) を使うという慣習からその名がある。アロンゾ・チャーチとスティーヴン・コール・クリーネによって1930年代に考案された。1936年にチャーチはラムダ計算を用いて一階述語論理の決定可能性問題を(否定的に)解いた。ラムダ計算は「計算可能な関数」とはなにかを定義するために用いられることもある。計算の意味論や型理論など、計算機科学のいろいろなところで使われており、特にLISP、ML、Haskellといった関数型プログラミング言語の理論的基盤として、その誕生に大きな役割を果たした。
- ^ “チャーチ数とpred関数”. kimiyuki.net. 2018年10月6日閲覧。
ラムダ計算
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/03/25 04:07 UTC 版)
カリー=ハワード対応はIPCと直和と直積を持つ単純型付きラムダ計算との間に拡張できる。
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ラムダ計算
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/09 06:43 UTC 版)
計算を1つの初期ラムダ式(入力を分離したい場合は2つのラムダ式)と有限個のラムダ項で表す。各ラムダ項は前のラムダ項にβ簡約を適用したものである。
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