ラップ(掛け・かけ)系
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2019/10/15 01:34 UTC 版)
ラップ(掛け・かけ)系とは、ヨーヨーの糸を腕や脚などに掛ける(触れさせる・巻く)トリックの類型である。名称は英語のwrapが由来している。主要大会で見られるようになったのは2000年ごろであり、2002年には2つのラップ系トリック(「ツー・ハンド・アーム・ラップ」と「エルボー・ラップ」)が世界大会の規定トリックに新設されている。 はじめは「エルボー・ラップ」のように糸を体の一部へ掛けるだけの初歩的なトリックだったが、現在よく行われているのは「アーム・ラップ」のように、ヨーヨーを操っている一方の手(主に利き手ではない方の手)へ他方の糸を掛けるという難易度の高いトリックである。左右の位置関係を保ちながらヨーヨーをバランスよく操作しなければならない。 糸が掛けられる方の手で行うトリックによって、ループ・ラップやカウ・ラップ、ピンホイール・ラップなどに分けられる。例えば、「アーム・ラップ」は「ループ」をしている手に糸を掛けているから、ループ・ラップとして分類できる。
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