ラダービーム形ベアリングキャップ
はしご形のベアリングキャップ。単にラダービームと呼ばれることが多い。シリンダーブロックをハーフスカートとし、ベアリングと一体のロアスカート部を結合することにより、ディープスカート式シリンダーブロック以上の剛性を確保することができる。トランスミッションとは、シリンダーブロックおよびラダービームの後端で結合するようにするのが一般的である。1980年代からレーシングエンジンに用いられてその効果が実証され、現在では広く量産車にも利用されている。量産車の場合は騒音低減に大きな効果がある。軽量化とシリンダーブロックおよびクランク軸支持剛性の向上に寄与する。
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