クロイツフェルト・ヤコブ病
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クロイツフェルト・ヤコブ病(クロイツフェルト・ヤコブびょう、Creutzfeldt-Jakob disease, CJD)は、全身の不随意運動と急速に進行する認知症を主徴とする中枢神経の変性疾患。WHO国際疾病分類第10版(ICD-10)ではA810、病名交換用コードはHGP2。根治療法は現在のところ見つかっておらず、発症後の平均余命は約1.2年。なお、日本神経学会では「ヤコブ」ではなく、「ヤコプ」とし、「クロイツフェルト・ヤコプ病」を神経学用語としている[注釈 1][注釈 2]。
注釈
- ^ 「プ」が半濁音。人名である Jakob の標準的な発音により近い。ドイツ語音韻論#文字と発音_2を参照。
- ^ 2014年の日本神経学会用語委員会による改訂案では「クロイツフェルト・ヤコブ病」への変更が示されている。“神経学用語の訂正・追加(案)について”. 日本神経学会 (2014年2月). 2014年4月23日閲覧。
出典
- ^ 厚生労働省 健康局疾病対策課. “平成27年1月1日施行の指定難病(新規)”. 2023年9月9日閲覧。
- ^ 厚生労働省. “変異型クロイツフェルト・ヤコブ病に関するQ&A”. 2023年9月9日閲覧。
- ^ 唐木英明、安全の費用 (PDF) 安全医学 第1巻 第1号, 2004年3月
- ^ 神里達博、近年の食品問題の構造―「2002年食品パニック」の分析 『社会技術研究論文集』 2004年 2巻 p.331-342,doi:10.3392/sociotechnica.2.331
- ^ a b 2011年1月31日の東京新聞朝24面
- 1 クロイツフェルト・ヤコブ病とは
- 2 クロイツフェルト・ヤコブ病の概要
- 3 検査
- 4 脚注
ヤコブ病
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中川は、歴史教科書問題をめぐる報道機関の態度を批判するなかで、「ヤコブ病で脳がスポンジ状態になっていて思考が停止している」と発言、それを薬害ヤコブ病訴訟の原告団から抗議され、後日謝罪している。中川はその後、その発言の責任をとる意味から、超党派の議員連盟会長に就任、薬害ヤコブ病問題の解決に尽力した[要出典]。
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「ヤコブ病」の例文・使い方・用例・文例
- プリオンという,クロイツフェルトヤコブ病の病原体と考えられている物質
固有名詞の分類
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