モニタプログラム
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/02/22 04:23 UTC 版)
電源投入、あるいはRESETスイッチの操作によりTK-80はモニタプログラムの実行を開始する。モニタプログラムは、以下の操作を行うことができる。 RAMへのデータ書き込み 指定したアドレスに、プログラムやデータを書き込みことができる。 メモリデータの読み出し 指定したアドレスのメモリデータを読み出すことができる。 プログラムの実行 指定したアドレスからプログラムを実行する。 シングルステップ実行 STEPモードの際に、1命令ずつ実行する。あるいはブレークポイントとブレークカウンタを指定し、条件を満たすまでSTEPモードの実行を連続的に繰り返すことができる。STEPモードでモニタに戻ってきた際には、退避されたレジスタの内容を参照することができる。 プログラム/データのロードとセーブ STORE DATAキーの操作によりメモリデータをシリアルポートに出力できる。これをオーディオ信号などの形で保存しておけば、後でLOAD DATAキーを使ってデータをロードすることができる。 ライブラリルーチンの提供 キーパッドからの入力、LEDへの16進の数値表示、タイマー、シリアル入出力などのサービスを提供するサブルーチンを利用することができる。
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