モズミヨコエビ
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/01/06 16:49 UTC 版)
モズミヨコエビは日本の沿岸に生息する小型の甲殻類である。太平洋側では関東以南,日本海側ではほぼ全域でよく見られ、干潟,磯,藻場においてしばしば普通種に数えられる。生息地では緑藻や海草の表面に多産する。Ampithoe validaは19世紀にアメリカ マサチューセッツにて記載された種であり、西太平洋の分布は移入された個体群の可能性がある[1]。
- ^ w.doi et al.(2010).
- ^ Smith (1873)
- ^ a b c 久保島(1989).
- ^ Watling & Maurer (1972)
- ^ a b Chapman (2007)
- ^ Alonso et al. (1995)
- ^ Martin & Diaz (2003)
- ^ Faasse (2015)
- ^ Kim & Kim (1987)
- ^ 『東京湾のヨコエビガイドブック』
- ^ 桑原(1990).
- ^ Tzvetkova (1968)の報告に基づく。岩礁に生える褐藻およびアマモ類の生物群集における個体数密度。
- ^ Bousfield (1973) による米国のニューイングランドでの記録。
- ^ Tzetkova (1968) によるAmphithoe shimizuensisとしての報告に基づく。
- ^ Smith (1873) による原記載に基づく。Chapman (2007) などの報告も概ねこの範囲と重なる。
- ^ Della-Valle (1893) によるAmpithoe mitsukuriiとしての報告に基づく。
- ^ Kim & Kim (1988) においてAmpithoe shimizuensisは、Ampithoe validaの亜種Ampithoe valida shimizuensisとして扱われている。
- ^ 向井.岩本(2002).
- 1 モズミヨコエビとは
- 2 モズミヨコエビの概要
- 3 産業への影響
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