ショパン:マズルカ風ロンド ヘ長調
英語表記/番号 | 出版情報 | |
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ショパン:マズルカ風ロンド ヘ長調 | Rondo à la Mazur F-Dur Op.5 CT193 | 作曲年: 1826年 出版年: 1828年 初版出版地/出版社: Brzezina 献呈先: Comtesse Alexandrine de Moriolles |
作品解説
この曲はアレクサンドリーヌ・ドゥ・モリオール伯爵令嬢に捧げられている。
ヴィヴァーチェのヘ長調で書かれたこのロンドは、4分の3拍子で、4小節の序奏で開始する。ロンド主題は全部で3回奏される。タイトルに明記されているように、ポーランドの民族舞踊の1種、マズルカの性格を備えたロンド主題となっている。この主題は、リディア旋法が特徴的で、マズルカの1種、マズルの雰囲気をもつ。そして、この主題に挿入される副主題は、3連音符による連打が特徴的で、同じくマズルカの1種、オベレクの雰囲気をもつ。
※クヤヴィアク、マズル、オベレクの説明はこちら(佐藤展子さんの連載ページ)。
マズルカ風ロンド
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/08/22 18:17 UTC 版)
マズルカ風ロンド(マズルカふうロンド)ヘ長調 作品5 は、フレデリック・ショパンが1826年に作曲したピアノ独奏作品。原題のまま「ロンド・ア・ラ・マズール(Rondo à la Mazur)」と呼ばれることもある。
- 1 マズルカ風ロンドとは
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